情報開示と発信で資源循環 CANPAN・NPOフォーラム開催【日本財団CANPANプロジェクト】

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 11月12日、日本財団ビル(本社:港区赤坂)にて、第一回 CANPAN・NPOフォーラム「情報開示と発信で資源を循環させる」が開催され、情報開示について関心を高くもつNPOや企業の人たち、およそ80~100人が会場に足を運び、参加できない人へも、情報発信としてツイッターとユーストリームで楽しめるよう、同時中継が行なわれた。日本財団CANPANプロジェクトでは、昨年まで「ブログ大賞」と題し、CANPANブログをはじめとする「ブログ」というツールいかしたネットワーク作りや、情報交換がうまく出来ていて最も感動を呼ぶ活動をしている団体を表彰するなど企画を行なってきたが、今年は新しくフォーラムという形で展開された。

 フォーラムは二部構成になっており、第一部では「緊急支援時の情報発信と支援循環を考える」がテーマ。
緊急支援時に効果を発揮したNPO向けITサービスを運営したとして、Yahoo!ボランティアやJust Giving Japanの活動が報告され、Just Giving Japanの佐藤大吾氏は、「日本には寄付文化がないのではなく、ないのは寄付のインフラである。行政に頼らずに、民間で支え合える仕組みが必要である。」とコメント。

 続いて、中間支援組織も震災から半年の動きを発表。被災地でもある茨城県のNPOセンター・コモンズ、つなプロ、きょうとNPOセンターの活動が紹介され、つなプロの田村太郎氏は、「寄付が伸びないのは日本に専門性の高いNPOが少ないから。寄付を受ける側の課題もあるということ。もっといい活動が増えてくれば、寄付も伸びてくるのではないか。」とコメントした。

 休憩後の第二部は「こらからの復興支援を考える」と題し、パネルディスカッションが行なわれ、IIHOEの川北秀人氏がコーディネーターとなり、外部からの中間支援、被災地からの中間支援、NPO助成、CSR、被災地アセスメントとそれぞれの立場からこれからの支援の仕方について意見が交わされた。

 震災直後から、被災地アセスメントを追っている藤沢烈氏は、「最初は工夫しなくても人が集まったが最近は違ってきている。復興で目の前の支援をするということだけじゃなく、その支援がこの先の日本にとってどんな影響があるのかまで含めて情報発信をしていく事が大切。」とコメント。

 コーディネーターの川北氏は「情報は編集されたがっている。誰に対して何をということをしっかりと明確にしないといけないし、その軸を簡単に変えないという事が大切だ。ヒト・モノ・コト。常にそうゆう情報を発信していれば見てもらえる。周りと比較したりし、加工・編集することも必要。」だとコメントした。
詳しいフォーラムの様子 ユーストリーム中継の模様はこちらから。CANPAN NEWSでは、ひきつづき被災地のニーズにあった支援とは何か、復興に向けた支援について、インタビューなどを予定している。

(取材日 2011年11月12日 東京港区)

(2011年11月14日 10:34)
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