第3回CSR大賞受賞 大阪ガス株式会社

大阪ガス

 日本財団CANPANが毎年開催する「市民が選ぶCSR大賞。毎年2万人を超える市民が投票に参加するこのイベントの第3回目が昨年行われ、そのCSR活動の内容が支持され"応援したい企業"としてグランプリに選ばれたのは大阪ガス株式会社であった。

同社のCSR活動は、低炭素社会実現に向けたエネルギー関連の取り組みを中心に、地域に根ざしたボランティアを長期的に行うなど、幅広い活動を行っている。

 大阪ガスが創業されたのは1905年。「安心・安全」をモットーに、地域の家庭や事業所に都市ガスを供給し続けてきた。都市ガスの原料は石油や石炭に比べて燃焼時のCO2排出量が6割程度の天然ガス。同社はこの天然ガスをさらに高度利用を図って、CO2排出および地球温暖化を食い止め、低炭素社会の実現を目指している。

CSRと呼ばれるようになったのはつい最近ですが、大阪ガスは今までも同様なことを続けてまいりました。"それも今の世の中ではCSRと呼ばれているんですよ"、ということを啓発してきたのがこの2~3年の活動だったのかと思っています」環境部企画チーム田畑真理さんはそう語ってくれた。

 また大阪ガスでは次の世代の子どもたちに向けて「エネルギー環境教育」に力を注いでいる。社員やOBが小学校に出向き「エネルギーに関する正しい知識」「地球環境に優しい暮らし」などに関する出張授業を行っている。出張授業に参加した子どもたちの数は、2009年3月までの5年間で延べ6万9000人にものぼる。

「皆さんの関心が高いのはやはり子どもたちと環境に関する取り組みだと思います。この2つを上手く一緒にできたことが、市民のみなさんに評価していただいた、ひとつの理由なのかと思っています。(田畑さん)

 また同社では、社員ひとりひとりが身近なことに関心を払い、地域社会の問題解決に積極的に取り組むという「"小さな灯"運動」を1981年から行っている。

CSRに対するマインドは、その昔から変わっていません」環境部長の加賀城俊正さんはこのように語ってくれた。

「『"小さな灯"運動』が始まる前から、歴代のトップは『事業を通じて豊かな社会と都市作りに貢献する』というメッセージを発信し続けているのです。CSRという言葉はありませんでしたが、その精神は企業のトップから社員まで、ひとりひとりの中でずっと蓄積されています。CSRが企業文化として根付いているといるのも、大阪ガスのひとつの特徴だと言えるでしょう」(加賀城さん)

社員のひとりひとりが、地域や顧客、そして地球環境のことを考えて誠実に取り組むことがしっかりと根付いた大阪ガス。CSR先進企業として、さらなるCSRの可能性を示してくれることを期待したい。

(2010年4月14日 00:00)
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