地球温暖化と『沈みゆくツバル』私たちには何もできない?【JICA地球ひろば】

ごみ集積の山
 地球温暖化を考えるイベントが2月21日に市ヶ谷JICA地球広場で開催される。JICAでは第3回国際協力リレーセミナーと題し、
首都圏において国際協力分野で教鞭をとる大学教員が、国際協力に興味のある首都圏の大学生を対象にクロストークを交えた公開ゼミを毎月開催している。

 途上国での貧困や紛争・環境保全・食糧・ジェンダー課題などがグローバルな問題とどのようにつながっているのか、そして、日本の大学生に今何ができるのかを考えます。クロストークの時間を設け、セミナー終了後は参加者同士の交流を深める懇親会も予定(希望者のみ、21時まで)。このセミナーで大学の枠を超え国際協力の輪を広げてみませんか。

 今回のテーマは「地球温暖化」。筑波大学教授の関根久雄氏を講師に迎え「海面上昇によって国自体が沈みつつある」大洋州のツバルを題材に、グローバルな問題に私たちがどう向き合うべきかを考えるという内容。場所や時間などは以下を参照のこと。詳しくはこちらのサイトより。
 
「南太平洋にツバル共和国という国がある。総陸地面積26キロ平方メートル(世田谷区の約半分)、人口9600人あまり。サンゴ礁の島であるため天然資源は乏しく、国内に産業と呼べるものはほとんどみられない。GDPの3分の2以上を海外からの援助に頼っている。しかしこの国は、1990年代以降、地球温暖化問題がクローズアップされるグローバルな動きの中で、海面上昇によって国自体が沈みつつあるという言説を通じて広くその名が知られるようになった。ツバル政府や一部のエコロジストたちは、海面上昇の原因が先進国の工業化に伴う温室効果ガスの大量排出にあると主張している。そこには国際政治的な思惑も見え隠れする。言説の真偽は別として、このようなグローバルな課題をめぐる状況に対して、我々日本人はどのように向き合い、そして何ができるのだろうか。どこにも正解のないこの問題を、参加者と共に自由に議論したい。」(関根氏からのメッセージ)

 なお、このリレーセミナーの全体コーディネーターである横浜国立大学 大学院教授の藤掛 洋子氏には、ファシリテーターとしてセミナーを取りまとめていただく予定。国際協力研究の最前線に立つ講師陣の最新の研究テーマを知るチャンスですので、国際協力活動に興味のある方も、研究者を目指す方もぜひご参加いただきたい。

講師:関根 久雄氏(筑波大学人文社会系教授)

【略歴】博士(文学)。1987年から89年まで青年海外協力隊員としてソロモン諸島で活動。専門は文化人類学、オセアニア島嶼地域研究、「人類学と開発援助」研究。主にソロモン諸島国をフィールドに、地域文化の視点から島嶼国の開発とそれに関連する近代化現象に関する研究をおこなっている。国立民族学博物館特別客員教授も兼任。

ファシリテーター:藤掛 洋子氏(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院・教授)

【略歴】お茶の水女子大学大学院博士課程修了(博士)。専門は文化人類学、ジェンダーと開発、質的調査、パラグアイ地域研究。青年海外協力隊としてパラグアイへ派遣、専門家としてはペルー、チュニジア、ホンジュラスなど多くの国への派遣経験を持ち、現在はJICAボランティア技術顧問も兼務。

また、次回(最終回)のリレーセミナーは、第4回として3月12日講師東京大学大学院教授の木村 秀雄氏を迎えて開催予定。

対象:国際協力に興味のある大学生
定員:90名(先着順)
参加費:無料(ただし、懇親会参加の方は500円)

参加方法:下記問合せ先まで、電話またはEメールにてお名前、ご連絡先をお知らせの上、お申込ください。懇親会に参加される方は、その旨を合わせてご連絡ください。当日、懇親会参加費を受付にて申し受けます。

お問い合わせ:JICA地球ひろば 地球案内デスク

電話番号:0120-767278
Eメール:chikyuhiroba@jica.go.jp

【主催】JICA地球ひろば
【日時】2013年2月21日(木)18:30~20:00
【会場】JICA市ヶ谷ビル 市ヶ谷ビル 6階 セミナールーム600

(取材日 2013年2月15日 東京都新宿区)
(2013年2月19日 15:00)
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