被災地で困っている妊産婦へ さらなる利用の呼びかけを【東京里帰りプロジェクト】

東京里帰りプロジェクト
被災地から東京への避難を希望する全ての妊産婦さんが、東京で安心した産前産後の生活を送れるよう、東京都助産師会を母体とする東京里帰りプロジェクトが始動し、早7ヶ月が経っている。東京里帰りプロジェクトは、「寒い被災地にいる妊婦さんや赤ちゃんに一刻も早く安心できる環境・あたたかいお部屋と食事を」というスローガンのもと、宗祥子・都助産師会副会長の呼びかけにより、震災後4日後には骨格が固まり、2週間後から動き出した。日本財団の助成金や寄付により運営を続けており、現在までに都内25の助産院が参加している。

東日本大震災の津波と地震の被害により、当初は狭く冷えた避難所や車の中で寝泊まりし、ミルクや食料も不足している状況で、流産などお産のリスクが増え、母乳が出ないといった問題が多発。また震災から数ヶ月経った今もなお、原発事故で苦しむ妊産婦さんが後を絶たないという状況下において、産前産後は母子にとって大切な時期。母親は心身の養生に努め、赤ちゃんに栄養を送らなけらばならない。心身的・精神的なストレスを抱えている被災妊産婦さんにこの重要性を知ってもらい、このプロジェクトを利用してほしいと同会は発信し続けている。

これまでに67人が東京や被災地で支援を受けたが(10月調べ)、同会では「周囲に相談相手がいなくて困っている妊産婦はまだいるはず」とさらなる利用を呼びかけている。

また、東日本大震災で被災された妊産婦さんを支援のための寄付金は、被災妊産婦さんの産前産後入院費や、健診・相談等の助産師活動費、その他妊婦産婦さんが安心して過ごせるための諸経費として使用される。
 
詳しくはこちらのHPから。
 
CANPAN NEWSでは、近く東京里帰りプロジェクト事務局にインタビューを行ない、記事として掲載する予定だ。
※掲載の画像は、東京里帰りプロジェクトのサイトよりお借りしたものです。

(取材日2011年10月24日 東京都文京区)


(2011年10月25日 11:15)
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