復興への願いを込め、5000人が駆け抜ける【長野県軽井沢町】

軽井沢ハーフマラソン 駆け抜けるランナーたち 長野県軽井沢町で22日、「軽井沢ハーフマラソン」が行われた。21.0975キロのハーフの部と、児童と保護者が2.1キロを一緒に走る新設のファミリーペアの部に合計5千人近くが参加。新緑の高原を駆け抜けた。天候が心配される中、朝9時にスタートとなったが、10時ごろまでは太陽も顔を出し暖かい春の陽気。しかしだんだんと黒い雨雲が軽井沢町を襲い、選手が多くゴールする10時半以降は、雨のシャワーで濡れた選手たちがタオルをまとっていた。

 同町や軽井沢観光協会、若葉まつり実行委員会、信濃毎日新聞社が主催となるこの大会は、ロードレース大会からハーフマラソンに衣替えをして2回目。東日本大震災の復興支援チャリティーマラソンとなった。ランナーやスタッフは復興への願いを込め、緑色のリボンを身に付け、レースがスタートする前には参加者全員で黙とうをささげた。この軽井沢ハーフマラソンは、4月に開催を予定していた長野オリンピックマラソンが震災の影響により中止となり、長野県としては震災以来初となった大きなマラソン大会とあって、沿道にも応援が多く駆けつけ、歓声をあげていた。

 前回より1259人多い4522人が出走したハーフの部は4231人、ファミリーペアの部は参加した152組全てが完走。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが特別ゲストで参加し、全員とハイタッチをして、ランナーを暖かく励ました。また会場では被災地へ義援金を贈るため、チャリティーオークションなども行なわれた。参加したランナーの一人は、「沿道での応援の温かさや街の雰囲気、新緑の美しさなどなど、軽井沢の街がますます好きになりました!」とコメントしている。(Twitterのコメントより)

※ 掲載の写真は信濃毎日新聞社からお借りしたものです。

 (取材日 2011年5月22日 長野県軽井沢町)

(2011年5月23日 16:00)
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