少しずつ明るいニュースを【みやこさいがいエフエム】

ビルの1室に設けられた「みやこさいがいエフエム」 「〇〇町の歯医者さんが開業しました」「土手のサクラが咲きました、いつもの年より2週間も早いですよ」・・・。
岩手県宮古市宮町のビルの1室から発せられる電波に乗って、ピンポイントの生活情報が流れる。本サイトでも紹介した3月22日に開局した「みやこさいがいエフエム」。
取材に訪れた4月16日、これまでの家族や知人の安否を尋ねる情報の中に、少しずつだが明るいニュースも入り始めたと、ボランティアのスタッフらは"少~し"顔をほころばせた。

この放送局は元々、この夏開かれる予定の「北東北インターハイ」のイベント放送のために、「みやこコミュニティ放送研究会」(伊藤敏会長)が準備していた。建設会社経営、設備設計会社員、市会議員、市役所OBの、青年会議所つながりの4人が中心メンバー。地震発生とともに臨時災害局として認可を得て、取材スタッフやアナウンサーをボランティアで募集した。日本財団の助成で機材なども揃い、高校生や看護学生らも駆けつけてくる。新聞や行政ではカバーしきれない身近な安否情報が1日30件近くも寄せられている。
「今後もきめ細かな情報を提供し、常設局を目指す」と伊藤敏会長はコメントしている。

日本財団は東日本大震災の被災者対策として、臨時災害放送局の初期費用と運営資金(最大4か月分)を支援。対象は「みやこさいがいエフエム」のような新規開局が11局、コミュニティFMを臨時災害放送に切り替えた5局の計16局。

みやこさいがいエフエム
【放送時間】
9:30~13:00、14:00~16:00 の1日2回
再放送18:00頃から
【主な内容】
お天気・ライフライン・病院・お店・行政情報。街の話題。市民の声。安否確認など。
Twitter: @mcbs_staff
Ustream: http://ustre.am/wbhz
ブログ: http://miyakofm.blog98.fc2.com/

※ 掲載した写真は、日本財団ブログマガジンより。

(取材日 2011年4月21日岩手県宮古市)

(2011年4月21日 15:00)
From CANPAN NEWS
東北地方太平洋沖地震支援基金

CANPANプロジェクト

日本財団

CANPANレポート