日ごろから地球のことを考えて(後半)【東京アースデイ自転車ライド】

休憩後 皇居前の桜をバックに走る様子前半の続き・・・

 ボランティアスタッフが先導し、200名を超えるサイクリストたちが、一列で愛車にまたがる。子どもや親子自転車が先頭、その後ろに大人の参加者が連なり、休憩ポイントである皇居を目指す。神宮外苑は天候も良いとあって、半袖でランニングやウォーキング、犬の散歩、大学の応援指導部の男子学生や音楽をかけてダンス練習をする女子高生、補助輪つき自転車でそこらじゅうを駆け回る小さな子どもたちなどで大賑賑わい。

銀杏並木を後にして、絵画館を眺めながら桜の花びらが舞う。自転車は前へと進む。東京の交通ルールを守りながら、ヘルメットをかぶり車道を走る。赤信号で止まり、青信号で走り出す。子どもたちは、嬉しそうに笑顔で愛車のペダルをこぐ。

参加をしたのは外堀コース。皇居で休憩をしたのちは、御茶ノ水を通り、外堀沿いを駆け抜け、スタート地点である神宮外苑に戻る。スタートしておおよそ一時間、休憩場所に着くと綺麗な桜の木が・・・。美しく澄んだ青い空と薄い桃色がマッチしている。

休憩中、芝生で遊ぶ、参加者のご家族にお話を伺ってみる。

2歳と6歳の女児たちを連れ、参加をしたという若いご夫婦。先頭を走るのが補助輪が取れたという上のお子さん、続いて下のお子さんを後ろにのせて走る旦那さん、そして奥様。お子さんたちが嬉しそうにはしゃいでいる。

「アースデイのイベントには何度か参加をしたことがあったのですが、今回ホームページでチャリティライドの存在を知り、参加をしてみることにしました。やっと上の子が自転車に乗れるようになったので、参加してみようかと、今日は八王子の家から車で神宮外苑まできました。震災を受け前向きに、ポジティブに考えて、少しでも震災復興になればと、支援のためにシールも買いました。」と旦那さん。

ほっぺたには可愛いハートのペイントをしていた上のお子さんは、
「最初は坂もあって、緊張していたんだけど、ヘルメットかぶって乗りました。とっても楽しい。」とコメント。

「車道を走ったことがなかったので、大丈夫かな?と心配をしました。今、なんでも簡単に手に入ってしまうし、日ごろ便利でつい車に乗ってしまうので、少しでも自転車でゴールし達成感を持ってもらおうと、何よりも子どもの経験になればと考えました。私の周りでも、自転車に乗る人は増えていますね。」奥様はコメントした。

また、このご家族は環境へ配慮した生活を3年前から心がけているという。

「太陽光発電をしています。昼間の電気はソーラーパネルで発電。3年前に取り付けました。電気をためることはできないのですが、環境のためにと思い、毎日太陽光発電で生活をしています。」と旦那さん。

震災後、特に節電が全国的にうたわれる中、3年前から太陽光発電での生活をされているという、環境への意識の高さには、大変驚かされた。

休憩が終わり、桜をバックに写真撮影。後半もサイクリストが連なり、ゴールの神宮外苑を目指した。自転車から見る景色は、普段歩いている時や、車から見える景色とはまた違い、こんなところにこんな看板が、この建物ってここにあったっけ・・・。など改めて東京を知るいいきっかけとなった。

また一番感じたのは、信号待ちのときの、車の排気ガスの臭い。東京の空気は排気で汚れている。

ゴールした後、運営スタッフの方に伺う。

「震災から一週間くらいの間は申込みが少なかったのですが、その後徐々に人は増え、残念ながら昨年の300名には満たなかったものの、ボランティアスタッフを含め、総勢229名の方が参加してくださいました。来年で10周年を迎えるので、復興支援もあわせ、ますます盛り上げていきたい。自転車で環境を考えるだけでなく、乗る楽しみを提案していきたい。」とコメントを寄せた。

東京アースデイ自転車ライド2011。自転車に乗れば毎日がアースデイ。
地球のことを考える日、アースデイは明日4月22日。
この週末、23日と24日には代々木公園を中心に今年もアースデイ東京2011イベントが行なわれる。開催時間は10時~17時まで。詳しくは、アースデイ東京2011のホームページを参照ください。

当日のチャリティライドの様子をご覧になれます。ぜひ写真も併せてお楽しみください。

前半の記事はこちらから。

(取材日 2011年4月17日 神宮外苑)

(2011年4月21日 12:00)
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