義援金と支援金の違いについて【日本財団】

CANPAN NEWS 震災より20日余り、各地で義援金や支援金を募る場面が増えている。ここで義援金と支援金についてあらためて、述べておくことにする。4月1日付の、日本財団会長笹川陽平ブログにも書かれているが、義援金と支援金には大きな違いがある。

義援金は被災者への見舞金であり、全額被災者へ支給される。しかし、被災者の手元に届くまでには長くの時間を要する。現在、日本赤十字社をはじめテレビ局、新聞社等々が義援金募金を行っており、多くの国民、企業、外国政府及び市民から集まってくる膨大なお金は、最終的に被災した県が設置する配分委員会に委ねられる。配分委員会は日本赤十字社、マスコミ、被災自治体、専門家等で構成されており、「公平・平等」に被災県へ配分金額を決定する。配分金額の決定通知を得た被災県では被災者の程度に応じて「公平・平等」を原則に配分することとなる。これは実際、被災者への実行となるとさまざまな手続きがあり、簡単に結論が出るものではない。そのため被災者の手本に届くには長い時間を必要とする。ちなみに阪神・淡路大震災では一年を経過しても分配額が決まらず、国会で問題になり、挙句、ようやく決まった義援金もある。つづいて支援金についてだが、東北地方太平洋沖地震当初の自衛隊、消防、警察、地方自治体職員による人命最優先の活動からインフラの整備へと進捗する中で、避難民のメンタルケアを含めた健康管理、食事、衣類その他の生活用品の運搬、配布、半壊家屋や浸水家屋の泥土処理と清掃業務等々は、NPO、ボランティアの活動なくして不可能であり、その仕事は多岐にわたる。
しかし、これら善意のNPO、ボランティアの活動資金に義援金は配分されない。NPOやボランティアは、独自で募金した資金で活動するか、日本財団の支援を受けるしか方法がないのである。
どこに寄付をしたらよいかは、自身で判断頂きたい。以前当サイトで寄付について紹介した記事はこちらから。

(取材日 2011年4月6日 東京虎ノ門)

(2011年4月 7日 11:30)
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