子どもと親たちを守るため直接の支援を 【みやぎ発達障害サポートネット】

 

みやぎ発達障害サポートネット「みやぎ発達障害サポートネット」は、仙台市の中心部で、デイサービス事業など、発達障害の子どもとその親たちのために、さまざまなプログラムを提供している団体だ。ブログ「虹っ子広場」は、07年の日本財団ブログ大賞で「日本財団特別賞」を受賞、CANPAN NEWSでも過去にインタビュー記事を掲載している。

 今回の東北地方太平洋沖地震に際し、仙台市にあるみやぎ発達障害サポートネットの事業所は、さほど大きな被害を受けることもなく、震災から3日目にはサービスを再開した。しかし、やはり震災の影響は大きく、伊藤あづさ事務局長は「私たちのところに、じかに届く形で支援をお願いしたい」と話している。
「私たちの事業所は、国の介護給付事業になっています。これ、出来高払いなんですね。利用者が来てくれないと、まったく収入になりません。なんとか定額給付にしてほしい、と担当者にお願いしていますが・・・」
 被災地の問題には、人命救助やライフラインの確保と並んで、移動のための燃料が圧倒的に不足しているというものがある。

ガソリンがありません。自動車が動かないと、利用者の送迎が不可能です。いくら事業所を開けていても、誰も来られないのでは...。出来高払いの制度下では、施設を維持するのが困難になってしまいます。いずれ行政から寄付金の分配はあるかと思いますが、それでは時間がかかってしまう、と危機感を持っています」

「子どもたちも、通い慣れた施設に来られないことで、どれだけ怖さを持つか。また、保護者も不安定になると、子どもたちを守れなくなってしまう、これが危険です。ちゃんとスキルを持ち、心の安定を図れる専門家のいるところに、子どもたちを連れてくることが大事なんですが、この状況下ではそれができない。もちろん学校にも通えず、みんな煮詰まってきています」

「石巻や沿岸部から通っていた利用者の中には、連絡が取れない方もいらっしゃいます。様子を見に行きたくても、ガソリンがないとどうしようもないんです」

 伊藤さんは、この状況下で、運営資金の寄付を求めると共に、発達障害サポートに限らず、訪問看護など福祉関連民間車両への優先給油をぜひ実現して欲しい、と語る。
 
 震災が引き金となって、発達障害児サポートの灯が消えることのないように、ぜひ直接の寄付をお願いしたい。また、関係機関に意見を伝える機会があれば、ぜひ「福祉関連民間車両への優先給油を実現して欲しい」と話して欲しい。

みやぎ発達障害サポートネットの寄付は以下のいずれかへ

ゆうちょ銀行
記号:18140
番号:2639714
口座名義:特定非営利活動法人みやぎ発達障害サポートネット

七十七銀行(しちじゅうしちぎんこう)
名掛丁(なかけちょう)支店 普通口座
口座番号:5958962
口座名義:特定非営利活動法人 みやぎ発達障害サポートネット 理事長 大塚美智子

※ みやぎ発達障害サポートネットは、認定NPO法人。5千円以上の寄付には寄付金領収書が発行され、控除対象となる。

(取材日 2011年3月15日 宮城県仙台市 )

(2011年3月15日 12:00)
From CANPAN NEWS
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