「市民のために」スカイストア再開!【いわきスカイストア】

いわきスカイストア外観 本サイト18日付で紹介し、屋内退避勧告と物資不足のため一時閉店を余儀なくされていた「いわきスカイストア」は、3月19日から営業を再開している。  初日に販売されたのは、お彼岸用の生花だった。

「物資を送ってくれた人たちがいて、それを販売し、売上は災害基金に寄付しました。その後は、自分たちで品物の供給先を開拓して店を開けています。避難所だけでなく、市内の家に残っている人たちの生活を支えていきたいと思っています」(松崎康弘代表)


 松崎さんのように、いわきの日常生活を支えようとする市民たちにとって、心の支えとなっているのが地元のコミュニティFM「FMいわき」だという。
「何度も繰り返し放送されている、いわき在住の放射化学の専門家である吉原賢二東北大学名誉教授のお話は、私たちいわき市民を安心させてくれる、勇気づけてくれています。広島、長崎のように人間の体に大きなダメージを与える放射能と比べれば、現在のいわき市内の値は1万分の1程度に過ぎないという言葉は、これから先をどう考えていいかわからない、現在の私たちに大きな安心感を与えてくれました」(松崎さん)

 いわきFMでは、震災以来安否情報や市民生活に関するニュースを流し続けている。故郷の様子を知るために、インターネットのサイマル放送に耳を傾ける出身者も多い。政府発表や一般マスコミの報道が、風評被害の発生を促す側面を持つことを否定できない現在、いわき市内では「いわきFM」がもっとも頼れる放送メディアとなっている。

(取材日 2011年3月24日 福島県いわき市)

(2011年3月24日 16:30)
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