地域と地域をつなぐ元気の輪【東海道吉原宿】

吉原商店街 屋上から 静岡県富士市、旧東海道の吉原宿で地域の活性化に取り組む団体、NPO法人東海道吉原宿(代表、佐野荘一さんへのインタビュー記事は、近日中、本サイトに掲載予定)は、震災後、いち早く指定管理者となっている富士市民活動センター「コミュニティf」に募金箱を設置し、支援活動を始めている。
 当初、募金は「せんだい・みやぎNPOセンター」に寄託される予定だった。これは、同センターの加藤哲夫代表理事が、かつて富士市の職員研修講師を務めたり、渡辺一馬理事と佐野代表が「チャレコミ(*1)」で交流があるなど、様々な「縁」からのものだった。しかし、当初、宮城県が中心だと思っていた震災被害の全貌が明らかになるにつれ、さらに広範囲への支援が必要と考え、現在では日本赤十字社に変更されている。
 また、東海道吉原宿では、やはりチャレコミで交流のある㈱ウインローダー(*2)との関係から、「J-WAVE Heart to Heart つなげる、ココロ」プロジェクトの救援物資の収集にも協力している。
 富士市・吉原地区は、計画停電実施地域の最西端にあたり、今回の震災の間接的な影響を大きく蒙っている地域でもある。
「計画停電は覚悟の上なんですが、直前に実施を回避できても、経済活動は完全にストップしてしまうので、徐々に深刻な事態になってきています。同じ市内でも、数キロ先の富士川を渡れば、停電とは無縁なんですが...。とにかく今は、日本中が頑張っていくしかないですよね!」(佐野さん)

*1「チャレコミ」...若者たちが地域の大人たちと一緒に、短くて3ヶ月程度、長ければ1年間という時間をかけて、地域での新しい仕事づくりに挑戦するプロジェクト。NPO法人 ETIC.が事務局になっている。
*2ウインローダー...環境に配慮した「循環型物流」を提唱する物流会社。

(取材日 2011年3月24日 静岡県富士市)

(2011年3月24日 12:00)
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