大船と宇都宮をつなぐ「友情のマルシェ」

向かって左から石井造園の石井社長とY's teaの根本社長
CANPAN CSR大賞にノミネートされた二つの企業が、草の根で手を結んだ。横浜市栄区の石井造園が運営に関わる地元の雑貨市「CasaMarche」に、宇都宮市の紅茶専門店、Y's teaが参加、紅茶セミナーを開催したのである。

 11月16日から20日までの5日間、JR大船駅にほど近い、横浜市栄区笠間で雑貨市CasaMarcheが開催された。Y's teaが参加したのは3日目の18日。根本泰昌社長始めスタッフは、180キロもの距離をものともせず、宇都宮から駆けつけた。一行はメイン・イベントである紅茶セミナー開催のほか、来場者たちに自慢のフレーバーティーを一杯400円で提供。会場となったマンション一階の空き店舗は紅茶の香りで満たされ、来場者たちは「紅茶ってこんなにおいしいものだったんですね」とホンモノの味わいを満喫していた。場内にはこのほか、地元在住作家たちの絵画や雑貨などが飾られ、手作りの作品が次々に売れていく。また昼どきになると、近所の弁当店が出張販売を行い、分厚いカツサンドなどが人気を呼んでいた。

 すっかり地元に定着しているように見えるこの催しだが、実はまだ開催2回目というから驚かされる。会場の提供など、全面的に協力しているのが、石井造園(株)。石井直樹社長は、できればこのマルシェを常設していきたい、と展望を語る。

 交流のきっかけは、石井社長が、他のノミネート企業のサイトを一覧した中で、Y's teaが「群を抜いて、デキている」と感銘を受けたこと。折りしも宇都宮へ出張する機会があり、時間を割いて根本社長を訪ね意気投合。今回のマルシェ出店もとんとん拍子で決まったという。

 学生時代には自室を喫茶店に改造(!)し、友人たちにコーヒー、紅茶を提供していたというだけに、石井社長は飲料への関心も高く、自ら紅茶セミナーに参加。終了後も紅茶を注文し「うまい、うまい」と目を細めながら深い味と香りを満喫していた。

 石井造園Y's teaのコラボレーション、今後も面白い取り組みが期待できそうだ。

(取材日 2010年11月18日 神奈川県大船)

(2010年11月26日 16:30)
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