六本木の夜を揺るがした「社会貢献」の嵐...

ビアーズ・フォー・ブックス in 六本木農園の模様8月24日、CANPANセンター主催の社会貢献イベント、「ビアーズ・フォー・ブックスin六本木農園」が開かれ、会場は大盛況。200冊以上の本を途上国の子どもたちに贈ることができた。

 8月24日、満月の六本木に社会貢献の嵐が吹き荒れた。
 「ビアーズ・フォー・ブックスin六本木農園」が開催されたこの日、オープニングの19時ごろから、会場付近には、主催者の予想を超える多数の人々が詰めかけ、大変な騒ぎとなった。ビールなどチャリティ・ドリンクを求める長蛇の列は21時過ぎまで途切れることなく、店のスタッフはてんやわんや。22時の終了予定時刻を回っても、飲み続ける人々はその場から動こうとせず、結局22時40分頃までかかってようやくお開きに。
 受付を済ませた人数では152名、このほか別の入口から入場した人、またあまりの混雑ぶりに入場をあきらめ戻った人などを加えると、200名以上が来場。当初は70~80名規模を予想していただけに、会場もキャパシティを完全にオーバー、「ご入場いただけなかった方には申し訳なく思います」と、CANPANスタッフも平謝りだ。
 このイベントは、途上国での学校や図書館などの建設及び、子ども向け出版事業を手がけるNGO団体「ルーム・トゥ・リード」へのチャリティが目的。趣旨に賛同したレストラン「六本木農園」(NPO法人「農家のこせがれネットワーク」が運営に協力)が場所を提供し、開催の運びとなった。チャリティのシステムは簡単で、店側は通常料金で飲み物を提供し、中から一杯100円を寄付金額に充てる。客は普通に飲食を楽しむだけで、自らの懐を痛めず寄付することができる。この寄付が、途上国での出版プロジェクト資金となり、一杯につき一冊が途上国の子どもたちにプレゼントされるというものだ。
 イベント来場者、及び一般客の分も含め、チャリティ対象ドリンクの売上は、合計で239杯。即ち、239冊の本が、寄付されることとなった。
 当日、チャリティ対象となったのは、ビールのほか、農園オリジナルカクテル(モヒート、カイピリーニャなど)、ハイボール、ソフトドリンク類。テーブルにはフリーフードの絶品ミニトマトが並び、その他枝豆、とうもろこしなど新鮮&美味な野菜類が安価で提供された。
 イベントの最後には、六本木農園オーナーの古田秘馬氏が「今回の企画で少しでもお役に立てたことをうれしく思います」と挨拶。運営面では様々な課題が浮かび上がったものの、参加者・スタッフすべてに爽やかな印象が残った夏の夜となった。

(取材日 2010年8月24日 東京都六本木)

(2010年8月26日 13:45)
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